青空文庫リーダー。豊平文庫 Ver1.7.2

豊平文庫

快技庵(かいぎあん)(公式ホームページ)


今回レビューするのは青空文庫リーダーアプリである

「豊平文庫」です。


発売されてもうすぐ一年になるんですね。(2009/01/17日 発売)

2009/12/31日にバージョンアップされています。

このアプリの特徴は

大辞林検索 

・コピー対応

・VoiceOver対応 (iPhone 3GS)

この3つの機能と、美しい背景色が大きな特徴だと思います。

残念ながら自分は大辞林を購入していませんので

そちらをレビューする事は出来ませんが、他の機能を紹介したいと思います。




起動直後。まだ何もダウンロードしていない状態です。

下側のタブ順に


「情報と設定画面」


「最新機能解説」



8ページに渡り新機能と使い方を解説。


本をダウンロード


今回はランキングから色々とダウンロードしてみました。


3G回線でもダウンロードから解凍まで、数秒で終わります。


この美しさがお気に入りです。


本の管理画面。「入手順」「作家別」「作品名順」と分けられます。



読書中の設定

1.2という感じでタップすると「操作メニュー」

素早く二度タップで「設定」



背景色・字詰め設定

たくさんの背景色が用意されています。



全部で18色。きっと気に入る色があると思います。


字詰め設定

一行に入る文字数を設定出来ます。

数を選択すると再計算します。数秒で処理は済みます。


最小の「10」を選択時。


ページ指定設定

右上の「?」マークをタップで説明画面。



本文の拡大、コピー機能。


同じ場所を一秒押して「拡大」。       

二秒押してコピーが始まります。

VoiceOver機能を使う。

この機能は3GSのみ利用できます。また、アプリ側だけでなく、iPhone本体の

設定も必要です。


iPhone本体のVoiceOver機能をONにする。

HOME画面から「設定」から「一般」をタップ。
アクセシビリティ」を選択。

ここで「VoiceOver」をONにしてしまいますと、すべての操作が

VoiceOverに対応した動きになりますので、ここでは「ホームをトリプルクリック」を

選択します。


「VoiceOverに切り替え」を選んでもいいですが、自分は「確認」を選択しています。



HOMEボタンを3回クリックにより、いつでもVoiceOver機能を呼び出す事が出来ます。

後はアプリ側の設定をONにすれば設定完了です。


VoiceOver作動中の画面。

ダブルタップで始まります。

自分は目で追いながら、朗読してくれるものかと思っていましたが、

そうではなく、朗読されるページは、画面に映っているページの

ひとつ前のページが朗読されます。

しかし、このVoiceOverという機能、初めて使ってみたのですが、スゴイです。

十分に聴けるレベルでスラスラ喋ってくれます。



まとめ

非常に使いやすいアプリだと思います。
全国のAppleStore店頭のiPhoneにインストールされるのも分かる気がします。
中でもVoiceOverに対応した機能は、目の不自由な方でも青空文庫を楽しめる
アプリとして、とても重要な機能だと思います。
デザイン、機能、共に人に優しいアプリです。
惜しむらくは自分は「大辞林」をインストールしてない為、フルに機能を使えて
ない事。買おうかな?チョット高いけど。